リノベーションの相談で最初に聞かれるのは「いくらかかりますか?」です。正直に言うと、現地を見ないと正確な金額は出せません。ただ、予算計画の考え方を知っておくと、最初の相談がずっとスムーズになります。

マンションリノベーションの予算計画、失敗しないための考え方

リノベーション費用の三つの構成要素

リノベーションの費用は、大きく三つに分かれます。工事費(解体・内装・設備)、設計料(設計・監理)、諸費用(仮住まい・引越し・家具)です。多くの人が「工事費」だけを予算として考えますが、設計料と諸費用を合わせると、総費用は工事費の1.3〜1.5倍になることが多いです。予算計画は、この三つを合わせた総額で考えることが重要です。

工事費の目安

マンションの全面リノベーションの工事費は、1平米あたり10〜18万円が一般的な範囲です。40平米であれば400〜720万円、60平米であれば600〜1,080万円が目安です。この幅が大きいのは、素材のグレードと設備(キッチン・浴室)の選択によって大きく変わるためです。キッチンと浴室を既製品にするか、造作にするかで、100〜200万円の差が出ることがあります。

設計料の考え方

Elegant Room Reviveの設計料は、工事費の12%(最低30万円)です。工事費500万円であれば設計料は60万円です。設計料には、初回ヒアリングから設計図の作成、素材選定、施工中の現場立ち会い、引き渡し後1年間のフォローアップが含まれます。「設計料を払うと高くなる」と思われることがありますが、設計者が入ることで工事費の無駄が減り、トータルコストが下がることが多いです。

費用を抑えるポイント

予算が限られている場合、優先順位をつけることが重要です。Elegant Room Reviveでよく提案するのは、「触れる素材にお金をかけ、見えない部分は標準品にする」という考え方です。床材と壁材は毎日触れるため、ここのグレードを上げると満足度が高い。天井の仕上げや建具の素材は、標準品でも十分なことが多いです。

見積もりの読み方

見積もりを受け取ったとき、「一式」という項目が多い場合は注意が必要です。何が含まれているかが不明確なため、後から追加費用が発生しやすいです。Elegant Room Reviveでは、見積もりをすべて項目ごとに明細で出します。変更が生じた場合も、都度書面で確認します。複数の業者から見積もりを取る場合は、項目の内容が同じかどうかを確認してから比較してください。

予算計画は、リノベーションの成功を左右する最初のステップです。「まだ具体的に決まっていない」という段階でも、方向性を一緒に考えますので、まずはご相談ください